お盆は通勤電車が空いてるので、休んでる場合ではないという社畜思考、33歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回は、エッジの効いた音楽番組、「関ジャム 完全燃SHOW」をご紹介します。
- 関ジャム 完全燃SHOWとは
- おすすめポイント1 エッジの効いた企画の数々
- おすすめポイント2 売れっ子プロデューサーがえらぶ当年度のマイベスト
- おすすめポイント3 準レギュラー達のキャラ
- 関ジャムはただのアイドル音楽番組じゃない
関ジャム 完全燃SHOWとは
音楽番組といえば、
のように、最新のヒットチャートや、新曲を出すアーティストを紹介するというのが一般的ですよね。
でも、最新ヒットチャートや新曲は一切紹介しないのに、音楽番組を名乗る傾奇者がいるんです。
そんな新しいタイプの音楽番組、それが関ジャム完全燃SHOW。
そんな傾奇者は、取扱う音楽のジャンルも、アイドルソングから雅楽まで超広範囲。
誰かに媚びているわけではないので、老若男女、世代・性別を問わず楽しむことができるんです。
おすすめポイント1 エッジの効いた企画の数々
毎回、各ジャンルのプロを呼んで、とある楽器や音楽のディープな部分を解説していくスタイルで進行していく番組。
たとえば、
「スタジオミュージシャンはどこまで無茶ぶりにこたえられるのか?」
というテーマでは、普段は裏方のスタジオミュージシャン達をゲストに呼んで、番組を進行します。
もう、ゲストがタレントじゃないというところがまず尖ってますが、その人たちへの無茶ぶりもかなり尖っています。
サイコロを振り、出たお題に沿って即興でアレンジ・セッションするというコーナーがあり、その楽曲はいきものがかりの「ありがとう」。
そのお題も「バラード」とか「ロック」とかではなく、『真夏の逃亡』っぽい感じで、など、なんじゃそりゃ!とツッコんでしまうような無茶ぶり。
一歩間違ったら放送事故なんですが、しっかり真夏の逃亡感を出してくれるんだから、おもしろい。
メジャーな曲をやることもあるんです。
たとえば、君の名が流行った時はRADWIMPSの「なんでもないや」について解説したこともあります。
でも、楽曲がいかにメジャーであろうが、解説は超絶マニアック。
まず、曲の最初のアカペラについての解説。
「ヨナ抜き音階」のアカペラで歌っていることに注目、とか言い出しちゃいます。そももヨナ抜き音階って…。
サビでは、コード進行について触れるんですが、
「名曲に多いコード進行の中で、使い方しだいで不協和音になってしまうコードを、サビの一番高揚感のあるところに入れてくる、天才!」とか、言っちゃいます。
普通の人なら、ここまででかなりポカンな事象。
でも、それをポカンにさせないのがこの番組のスゴさ。
解説するゲストの前には楽器が置いてあり、その場で説明したことを実演してくれる親切設計なので、どんなにマニアックなことをやっても置いてけぼりになることはありません。
音楽に造詣の深くない僕でもマニアック知識で楽しめてます☆
おすすめポイント2 売れっ子プロデューサーがえらぶ当年度のマイベスト
たまには、最新の音楽も紹介してくれるんですが、そのやり方も超エッジが効いていて、ただヒットチャートを流すだけではありません。
そのエッジの効いたやり方というのは、音楽プロデューサー達が、自分がその年度に気に入った曲を10曲紹介するという形式です。
なので、オリコンチャートとかとはまったく違うランキングができあがります。
しかし、さすがはプロで、先見の明もハンパない。
たとえば、2017年のランキングには大ブレイク前のあいみょんをランクインさせたり、(マリーゴールドは2018年)
2018年のランキングには白日でブレイクする前のキングヌーをランクインさせたりと、
この企画さえ見ていれば、翌年流行りそうなアーティストを先取りできちゃうんです。
上半期と下半期にやるのが恒例なので、ほかの企画に興味がない方も、年に2回は関ジャムで、プロが選ぶツウな音楽を楽しんでみてはどうでしょう。
おすすめポイント3 準レギュラー達のキャラ
準レギュラーというと、タレントを指してるように思いがちですが、タレントではありません。
よく企画に登場する音楽家達を、僕が勝手に準レギュラーと呼んでるんです。
でも、この人たち、下手な芸人よりよっぽど面白い!
出演してて面白い人達は、
あたりでしょうか。
ね、言われて顔がピンとこない人もいるでしょう笑
でも、僕が一番好きな準レギュラーは、ピアニストの清塚信也さんです。
まず、ピアノの腕前がハンパじゃないのは当たり前。
でも一番好きな部分は、隠しきれないピアノへの愛。
ときには、ピアノの歴史を語ってみたり、
ときには、即興で曲を作ってみたり、
ときには、その即興作曲をゲスの極み乙女の川谷絵音さんとコラボして作ってみたり…
と、数々の企画でピアノを駆使し、視聴者を楽しませてくれます。
そして、ピアノを弾いた後は常にドヤ顔。
これがいいドヤ顔。
清塚さんが、
「関ジャムでこれやってみたい!」
と持ち込んだ企画では、ファミコンゲーム音楽特集をプレゼンしていて、その場でいくつか曲を弾いてくれたりしました。
この企画の実現が待たれます。
関ジャムはただのアイドル音楽番組じゃない
音楽番組というよりは、学術番組の色が濃い関ジャム。
普通の歌って、トークして、歌って、トークして…、という番組に飽きてきた音楽好きのあなたにこそおすすめしたい番組です。
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