自分の絵心のなさに絶望することが年に数回はある、34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
絵心がないから、芸術に興味がないかというとそんなこともなく、美術館とか展示会にはたまに行ったりします。
※進撃の巨人展に行ったことを過去にブログでも紹介させていただきました、ってこれは漫画か。
そんな今回は、僕の好きな漫画×芸術のコラボ作品、アフターヌーンで連載中の漫画、「ブルーピリオド」を紹介します
そもそもアフターヌーンって何が連載してる?
まず、アフターヌーンってあまり聞かない雑誌ですよね。
他に何が連載してるのかも調べてみました。
などなど、アフターヌーン連載とは意識してないけれど、メディア化作品が多いんですね。
意外にといったら失礼ですが、連載作品の実力はピカイチでした。
そんなアフターヌーンで連載中のブルーピリオド。実は、このマンガがスゴい2019の第四位、マンガ大賞2020にも輝いた、超注目作品なんです!
※このマンガがすごい!2019オトコ編の第一位の天国大魔境も実はアフターヌーン作品!
主人公は金髪・ピアスのリア充
ブルーピリオドの主人公は金髪・ピアスのリア充高校生。
高校生のくせに、友達と渋谷で酒飲んでオールして、でも勉強はめちゃくちゃできて、熱中できるものもないまま、うまく世の中を渡り歩いてきた少年・矢口八虎(やとら)
そんな空気を読むことに全振りしてる矢口が、あるとき、学校の美術室に置いてあった油絵に魅せられ、絵に興味を持ちます。
そして、美術の授業で自分が描いた絵に共感してもらえたことで、絵に目覚め、美術部に入って藝大をめざす、というのが物語の始まり。
なんか、金髪ピアス×美術部っていうのがミスマッチすぎてめちゃくちゃ違和感ありますが、そんな違和感を感じるのも最初だけ。
矢口の絵に対するひたむきな姿勢に、どんどん吸い込まれていきます。
矢口八虎は努力の天才
当然、受け入れる美術部からしても、金髪ピアスのDQNが入部してくるっていうのは違和感ありまくり。
「DQNが…」
と思って、いい顔はしません。でも本人には言えません。
ただ、矢口の持ち前の人当たりの良さと、絵に対する真摯な姿勢に、美術部の仲間も矢口を認めてくれるようになります。
頭がいいので、言われたことを理解して、愚直に真面目に繰り返すことができる、それが谷口の強みかな、と思います。
頭で考えてしまい自分を素直に表現できない、そこに共感できる
ただ、頭がよく、人当たりがいいゆえの悩みもあります。
登場人物の大半が芸術志してるだけあって、クセの強めのキャラが多数。
みんな、自分が表現したいものがあったり、どこかぶっ飛んでたりする中で、はっきり言って矢口は普通です。
絵は好きなんだけど、表面的な上澄みだけすくったような絵になってしまう。
「オレのやってきたことって…」
と、渋谷でオールしてたときには考えられないくらい悩むこともしばしば。
空気を読む現代社会において、自分の表現したいことがないっていう人、多いんじゃないですか?
物語の前半は、美大を志すという、ちょっとクセのある設定の中で、非常に現代っぽい高校生が主人公。
そこに自分を投影して、「わかる!」と共感できるポイントが多いところが、「美大を志す」という特殊な設定でも受け入れられてる部分かな、の分析してます。
※ってこんなことしてる自分も、頭で考えて、ホントに表現したいことをブログで表現してるのか、って話ですが…。
まだ7巻しか出てないんですぐ追いつける
人気が出だしているブルーピリオドですが、まだ7巻しか出てないのですぐ追いつけます。
2分でわかるブルーピリオド、という動画が講談社から出てるので、まずはこちらをご覧ください。
【公式】2分でわかる!『ブルーピリオド』アフタヌーンKC(山口つばさ)
そして、興味を持ったら、ぜひ1巻だけでもいいから買ってみてください。
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