34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回は、藤井聡太棋聖に影響されて「将棋のプロ棋士の年収」を調べてみました。
この記事では、
が分かります。
プロ棋士になるには奨励会に入る必要かある
そもそも将棋のプロ棋士とは、どんなシステムなんでしょう。
プロ棋士になるためには、まず、奨励会という養成所に入る必要があります。
養成所はプロ棋士からの紹介で入ることができるので、プロに認められた一握りの人間しかスタートラインに立てないのです。
養成所に入った人は、7級からスタートして、会員同士の対局で段位をあげて、まずは3段を目指します。
3段になるとプロへの本格的な挑戦が始まります!!
約30名の3段が集ってリーグ戦を開催し、そのリーグ戦の上位2名が晴れてプロ棋士となれるんです。
このリーグ戦、年間2回しか開かれないので、1年間で4人しかプロ棋士になれません。
この極狭な門をくぐりぬけた、総勢約160人のエリートが鎬を削るのが、プロの将棋の世界なんです。
お金を稼ぐ方法は対局すること
プロ棋士の収入は、主に
● 将棋連盟から支給される基本給
● 対局することでもらえる対局料
になります。
基本給は、15万円〜100万円となっていて、勝率や勝敗数によって変わる階級ごとに金額が変わります。
収入の要は対局料になり、プロ棋士の平均年収は700〜800万円。
収入が1,000万を超えるプロ棋士は約1割、10数人程度と、なかなかに厳しい世界。
対局料だけでは食べていけない棋士は、将棋教室(10万円/月)や、将棋の指導(2〜3万円/1回)で収入を得ています。
ちなみに、将棋界で一番の有名人、羽生善治さんの2019年の収入は約4,000万円です。
藤井聡太棋聖の収入は?
将棋には8大タイトルがあり、今回獲得した棋聖というタイトルは、序列的には第8位。
実は、将棋のタイトル戦の多くが、賞金を公表していません。
以前は賞金300万円とも言われていましたが、現在とはだいぶかけ離れているようです。
棋聖戦の協賛である不動産会社ヒューリックが主催する女流棋士の大会、ヒューリック杯清麗戦の賞金が700万と言われています。
8大タイトルの棋聖戦も同じか、それ以上の賞金が出ているでしょう。
また、藤井聡太棋聖は、現在、王位戦という8大タイトル序列4位に挑戦をしていて、王座につくと1,000万円程度の賞金が出ると言われています。
2019年の藤井聡太棋聖の年収が約2,000万なのでわ、王位戦を制すれば、タイトル戦2つだけで、2019年の年収にほぼ並びます。
17歳で2,000万円って、使うことないよなー。
まとめ
毎年4人しかプロ棋士になれないうえに、その1割しか1,000万円を超える収入が得られない厳しい世界…。
藤井聡太棋聖の世代の夢舞台といえば甲子園が有名ですが、甲子園に出場するよりはるかに難しいことを成し遂げてるんですよね。
ホントに尊敬します。
王位戦も制して、2冠を達成することを心から応援したいと思います!
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