34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回は、「20〜30代の医療保険の必要性」についてご説明します。
この記事では、
が分かります。
コロナ禍で注目を集める医療保険
テレビ会議やテレワークなど、コロナ禍で注目されているものはいくつもあります。
その中の一つに、生命保険会社の医療保険があり、
● コロナでも保険金って支払われるの?
● 今後、新たなウイルスが蔓延するかもしれないし、保険入っておこうかな…
などなど、にわかに注目が集まっています。
それを察してか、各保険会社は新型コロナウイルスに感染したけど、病院の事情で、入院できず自宅で治療する場合も保険金の対象にしています。
実は、12年間保険会社に勤めている僕。
今回は、コロナ禍の対応もですが、そもそも医療保険って必要なのか!?についてまとめてみました。
入院のリスク
そもそも入院した時にかかる費用は?
まずはこちらをご覧ください。
※入院した場合の出費(自己負担)イメージ
病院にかかると、健康保険とは別に一定の自己負担があることはみなさんご存知と思います。
入院した場合、それ以外に
● 食事代の一部負担
● 差額のベッド代(四人部屋でも平均2,500円程度)
● 入院の日用品、快気祝い
などなど、公的な健康保険以外に、平均して1日23,000円程度の自己負担金がかかると言われています!
平均して何日くらい入院するものなのか?
では、そもそも平均して何日くらい入院するものなのか。
まずはこちらをご覧ください。
※厚生労働省「平成29年 患者調査の概況」から作成
医療技術の進歩に伴って入院日数は短くなっていて、平均すると一回の入院につき29.3日入院するという調査結果が出ています。
それでも先ほどの自己負担を考えると、約1ヶ月入院すると、かなりの自己負担金額になってしまいますよね。
そもそも何歳まで生きるものなの?
では、そもそも人間は何歳まで生きるものなのか…。
平均寿命は年々延びていて、
女性 87.3歳、男性 81.2歳
と言われています。
そして、次のグラフをご覧ください。
※厚生労働省「平成29年 患者調査」から作成
こちら、人口10万人あたりの各世代の入院人数を表したもので、50〜60歳くらいから入院リスクが高まっていきます。
リタイアする頃なので、このときに急な自己負担金額が発生すると、老後が心配ですよね。
では、次に医療保険の必要性を見ていきたいと思います。
医療保険の必要性
健康保険でも医療費は軽減できるけど、自己負担への備えは必要
「そもそも公的な健康保険で事足りるのでは?」
という疑問もあるでしょう。
実は先ほどお伝えした自己負担、その金額が高額になった場合、「高額療養費制度」で費用を軽減することができるのです。
ただし、この高額療養費は後日支給なのでご注意。
しかし、この制度を利用した後の自己負担金額の平均が、先ほどの23,000円なんです。
こうした自己負担に備えるために、医療保険が必要になってくるんですね。
標準的な医療保険の内容
基本の保障は入院と手術
医療保険は、
● 治療のために入院した場合の保険金
● 健康保険の対象となる手術を受けた場合の保険金
の2タイプが一般的な保障になります。
たとえば、入院1日5,000円の契約で、虫垂炎で3日間入院し、手術をした場合、
● 入院の保険金は、5,000円 × 3日 = 15,000円
● 手術の保険金は、5,000円 × 20倍 = 100,000円 ※
※手術は「入院保障×倍率」というのが一般的。
といった形で支払われます。
さまざまな特約がつけられる
医療保険には特約でオプションの保障が付けられるタイプが多いです。
多くあるのが、
● 通院保障
● 先進医療保障
● 三大疾病保障
● 死亡保障
といった保障になります。
これは保険会社ごとに内容が異なりますので、自分が重視したいポイントにあわせて、組み替えることになります。
保険料の払込みは2パターン
一番気になる保険料の負担、その払込み方法は2パターンあります。
契約の加入からずっと保険料が変わらない全期型。
数年(5〜10年)ごとに保険料が上がっていく更新型。
個人的なオススメは、契約の加入からずっと保険料が変わらない全期型です。
たしかに20〜30代の頃は更新型の方が保険料が安いんです。
が、保険料の見直しのたびに、保険料が上がっていくのが一般的。
途中で全期型と金額が逆転し、ホントに入院リスクが高くなる年齢の頃には当初の数倍の保険料になってしまいます。
しかも、保険料はその年齢にならないと分からないので、人生設計が建てづらい…。
なので、ずっと保険料が変わらない全期型をおすすめします。
そして、実は、ここが20〜30代におすすめのポイント!
20〜30代は全期型の場合だったとしても、各社平均して月々1,000円〜2,000円くらい。
その金額がずっと変わらないので、結婚・転職など、人生が転換するこの年代で入っておくことをオススメしたいんです。
所得税を軽減できる
医療保険で払い込んだ保険料は、年間の所得から控除することができて、節税につながります。
払い込んだ金額はMax80,000円まで控除の対象となり、死亡保険で払い込んでる保険料とは別枠で計算できます。(令和2年時点の税制です)
これは医療保険に入るうえでも、なかなかいいメリットですよね。
オススメの保険会社を選ぶ方法
ここまでで、医療保険の必要性というのはご理解いただけたかと思うのですが、星の数ほどある保険会社からどう商品を選べばいいのか?
長いこと保険会社で働いている僕も、すべての会社の商品は把握していません…。
そして、必ずしもすべての人にうちの保険会社の商品が最適とも考えていません。
なぜか?
それは、医療保険に加入する方の状況(既婚、独身、持ち家、賃貸などなど)によって最適な保険は変わるからです。
しかし、今の世の中、「ほけんの窓口」、「ニトリの保険」など、保険の専門家に相談できる環境は整っています!
専門家に相談するとよいのは、医療保険だけでなく、子育てから葬式まで、人生に必要なお金を優しく教えてくれるところですね。
コロナ禍でも、オンライン相談など無料で受け付けていますので、ご興味を持たれた方、まずはオンライン相談から始めてみてはいかがでしょうか?
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