仕事のテレビ会議中に話が脱線するとつい読書をしてしまう、34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
いよいよ緊急事態宣言が終了しましたね。
僕の会社は、緊急事態宣言解除後も5割出勤の体制とするようで、まだまだ在宅は続きそうです。
さて、最近テレビCMがよく流れている、FOD(フジテレビオンデマンド)。
今、その一部のドラマをAmazonプライムビデオで観ることができて、今回はそのドラマの1つ、「東京ラブストーリー」をご紹介します。
今回紹介するのは1991年に放送されたものではないんです
1991年に一世を風靡した月9ドラマ、東京ラブストーリー。
スポーツ用品メーカーに勤務する、鈴木保奈美演じる赤名リカと、織田裕二演じる永尾完治、完治の地元の友達の三上、さとみの四人を中心にした恋愛物語。
まだ、携帯電話も普及していない時代で、今の僕らには想像もつかないような、連絡が取れないことによるすれ違いが、恋のスパイスになっていたりします。
赤名リカの名セリフ、「カーンチ、セックスしよ!」は月9という時間帯には衝撃のセリフですよね。
最終回の視聴率が32.3%という驚愕の数字だっただけでなく、主題歌である、小田和正の「ラブストーリーは突然に」は、270万枚のダブルミリオンを達成。
このドラマにまつわる一連のコンテンツが一つのムーブメントだったんですね。
僕はまだ小さかったので、リアルタイムでは親の横でほんのり観ていた記憶があるくらいで、意識して観たのは、再放送でした。
と、ここまで情報を披露しておいて、今回紹介する「東京ラブストーリー」の主演は、織田裕二でも、鈴木保奈美でもありません。
2020年、東京ラブストーリーが現代版として蘇る
2020年、そんな平成を代表する名ドラマが、FODでリメイクされました。
赤名リカを「半分、青い。」で佐藤健の妻役だった石橋静河が、永尾完治を「今日から俺は!!」の主演でブレイクした伊藤健太郎が演じています。
ただの原作焼き直しではなく、スマホの普及など、今の社会背景をしっかり反映しており、ジェネレーションギャップのようなものはまったく感じません。
LINEの瞬発的なやりとりが恋を加速させ、既読スルーが恋の焦りを生みます。
連絡がうまくつかなくて待ち合わせですれ違う、なんて20世紀的なことは起こりません。
現時点で4話までしか観ていないので、今後どうなるかは分かりませんが、恋の駆け引き、愛の育みは現代版に昇華されていますね。
人間の価値観は30年程度では変わらない…
ただ、そんな中でも変わらないものもあります。
観ていて思ったのが、どんなにテクノロジーが進化しても、価値観はそう簡単には変わらないということです。
29年前、赤名リカは「思ってることをはっきり言う、当時では変わった女性」という位置付けでした。
2020年現在も、「思ったことをはっきり言う女性は変わっている」という世間一般の認識は変わっていません。
どういうことかというと、リメイクドラマの赤名リカも、「自分の思うまま生きる、ちょっと変わった女性」という描かれ方なんですね。
そして、石井杏奈が演じる関口さとみは「一歩ひいたいい女」かのように描かれています。
昔から、日本人男性が一般的に好きというタイプの女性としての描かれ方。
僕は昔から、わがままで自己主張強めの女性が好きです。
なので、赤名リカ一択。
当時の「ラブストーリーは突然に」でも赤名リカが好きでした。
人の価値観というのは、そう簡単には変わりませんね。
こういうリメイクドラマ、もっと増えて欲しい
実はまだ全話が配信されていない東京ラブストーリー。
最終回の配信までには追いつくよう、1日1話を目標に観ていこうと思います。
それにしても昔のドラマを今の社会背景で作りかえるという試み、非常に面白いですね。
こういうリメイクドラマ、もっと増えて欲しい。
もし、自分が一つリメイクドラマを選べるなら、家なき子をリメイクして欲しいです。
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