33歳の独身男、ぴじょんです。
大学時代は文学部だったので、今でもまあまあの頻度で小説を読んだりするのですが、
それ以上に漫画を読みまくってます。
20代の頃は、月曜日はジャンプ、水曜日はマガジン、木曜日はチャンピオン、金曜日は漫画ゴラクと、週に4回は漫画雑誌を購入していました。
そんな今回紹介するのは、日本を代表する名作「スラムダンク」です。
って、「ここまで引っ張っておいてスラムダンクかーい!」と思われましたよね。
なんか、もっと知る人ぞ知る漫画とか、そういうの紹介してくれるんちゃうんかい!とか思っちゃいましたよね。
でも、スラムダンクです。
一大ムーブメントを巻き起こした漫画
バスケ初心者である元不良の桜木花道が、湘北高校バスケ部に入り、自分の素質を開花させ、仲間とともに勝ち上がっていく、というサクセスストーリー。
僕ら世代では、スラムダンクに影響されてバスケを始める人が続出!
中学校の部活ではバスケ部が人気過ぎて、1学年20~30人以上の部員がいるほどの熱狂ぶりでした。
もう今さら僕がストーリーを紹介する必要がないほどの国民的なマンガなので、今回は、僕の好きな登場人物を3人紹介したいと思います。
好きなキャラ1人目 天才・仙道彰
作中で、湘北高校に立ちはだかる最大の壁、天才・仙道。
湘北のインターハイ出場がかかった神奈川県予選、決勝リーグ最終戦。
後半残り6分、15点ビハインドの状況から、仙道を中心として、陵南高校が湘北を追い詰めていくのは、「いったいどっちが主人公やねん!」と思わせる展開でした。
※スポーツ漫画でライバル校がじわじわ追い上げてくる展開って珍しいですよね。
そんな仙道、もう僕だけじゃなく、家族ぐるみで好きでした。(特にうちの母親が大ファン)
普段はマイペースで、遅刻とかもしちゃうけど、バスケとなると話は別。
プレーには華があり、どこか余力を感じさせる、底がしれないタイプ。
チーム・監督からの信頼は絶大で、相手が神奈川ナンバーワンプレイヤーで、1学年上の牧だろうと、
「それでも仙道なら、きっとなんとかしてくれる」
とチーム全体から祈られちゃうタイプ。
※湘北高校は4人でマークしないと止められなかったけど、1人で互角に渡り合ってました。
誰かにサシで負けてる描写がないので、作中最強キャラの1人であることは疑いようがないですね。
あと、どんなに激しいプレイをしても、ツンツンヘアーが崩れない、いったいどんな整髪料を使っているのか。
でも人を寄せ付けない近寄りがたい感じではなく、人が周りに集まってくるタイプでしょうね。
クラスの中心なんだけど、自分がしゃしゃり出るわけじゃなく、文化部のおとなしい奴とも普通に話しそうな、そんな感じです。
※ホント、スラムダンクのキャラになれるのであれば、仙道になりたい。
好きなキャラ2人目 陵南高校監督・田岡茂一
白髪鬼・安西監督、センスが目障りだ・高頭監督、若いのによく分かってる・堂本…。
作中には多くの監督が登場しますが、僕は断トツで田岡監督が好きです。
初登場は物語も序盤の陵南高校との練習試合。
湘北を完全に弱小扱いする、ちょっとやな奴な描写でした。
でも練習試合が終わったときには湘北高校の強さや、花道の潜在能力を認めるなど、いいものは素直にいいと思える性格であることが描かれています。
そんな田岡監督のよさが最も描かれているのが神奈川県予選、決勝リーグ最終戦。
もうとにかく人間味がすごい。
普段はめちゃくちゃ厳しいですが、その厳しさの中に選手たちへの愛が感じられる、そんなタイプ。
特に陵南のキャプテン魚住との師弟関係は作中の泣き所の一つです。
魚住が一年のときからとにかく厳しく指導。魚住は毎日体育館の裏でリバース。
そんな魚住が数十回目のリバースをする頃、魚住は「もう辞めます…!」と泣きながら直訴。
そのときの田岡監督の言葉が、
「初めて今年チームの中心になれる男を得たんだ、それはお前だビックジュン!」
「お前が3年になったとき、陵南初の全国大会出場。オレはそんな夢を見ているんだ…。」
泣けますね、こんなこと言われたら一生ついていきますわ。
そんな伏線がありながら、4ファールで後がない魚住に「負けるな、負けるな魚住!!」と必死の檄、ホントこの陵南戦はどっちが主人公やねん、という感じですよね。
さらに試合に敗れたあとも、
「敗因はこの私!陵南の選手たちは最高のプレイをした。」
と言い切る男らしさ。ほんとに上司にしたい男です。
好きなキャラ3人目 大黒柱・赤木剛憲
もう、とにかくバスケラブ。
バスケを侮辱する奴はどんな奴でも許さない。(それで花道ともぶつかりましたね)
1年の頃からその才能を知られる存在ではあったけれど、チームメイトに恵まれず埋もれ続けてきました。
それが3年になり、流川・桜木の入部、三井・宮城の復帰で、その才能が開花します。
「実はスラムダンクの主役は赤木なんではないか?」というくらい、赤木の長年の努力が報われていくストーリーなんですよね。
厳しいけれど、一本芯が通って、キャプテンシ―溢れる男ですが、意外に涙もろかったり、ちょっとメンタル的に脆かったり、非常に人間らしい部分もあります。
あと妹がめちゃくちゃ可愛い、っていうところもポイント高いっす。
その後のスラムダンク
スラムダンクはインターハイの山王戦を最後に、全31巻で物語が完結します。
が、実はその後を描いた作品があるんです。
神奈川県の廃校になった学校の黒板に、それぞれの10日後の物語を描いていったものなのですが、ネタ的な要素も多くておもしろいです。
個人的にツボだったのが、海南の牧がサーフィンをやっていて、それで黒さを維持しているのか~というところですかね。
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