34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回は、できれば会社ではご一緒したくない、「パワハラ上司の対策」についてまとめてみました。
この記事では、
が分かります。
パワハラ上司の部下になって困っている
会社で一緒に仕事をしたくないランキングでは、常に一位に君臨するパワハラ上司。
テレワークが普及した結果、対面で会う機会が減って、パワハラが軽減したという方もいるみたいですね。
でも、在宅勤務でも、サボっていないか過度に監視する、メール・テレビ会議でキツイ言葉を浴びせる等、新たなパワハラも出てきてる世の中。
また、出勤したときには嫌でも顔を合わせなくてはいけなくて、心が消耗してる人は多いのではないでしょうか?
今回は、そんな悩みの対策を、10年以上、会社の歯車として働き、パワハラ上司と仕事をした経験のある僕が考えていきたいと思います。
パワハラの定義
2001年に初めて登場したパワハラという言葉。
今では、セクハラと並ぶ2大ハラスメントの地位まで上り詰めていて、パワハラにとっても不本意でしょう。
そんなパワハラには、厚生労働省が定めた6類型があるのはご存知ですか?
パワハラ6類型
①身体的な攻撃
②精神的な攻撃
③人間関係からの切り離し
④過大な要求
⑤過少な要求
⑥個の侵害
※厚生労働省ホームページより引用
パワハラ上司にあたったことのある人は、思い当たるところが多いのではないでしょうか?
パワハラ上司の特徴・4パターン
いったいパワハラ上司にはどんな特徴があるのか?
数名のパワハラ上司と対峙した過去のある、僕の経験を踏まえて、特徴を4個にまとめてみました。
過去に自分がやられた経験をトレースするタイプ
意外に多いのがこのタイプ。
過去に、自分が上司から受けたパワハラを部下にそのままやっている器の小ちゃいやつです。
このタイプの特徴は、昔話が大好き。
「新システム導入した頃は、●●さんに作った資料を毎日のように捨てられてたよ」
「20代の頃は毎日徹夜で資料作ってた。今はいいよなー、帰れるから」
など、ホントかどうかよく分からない武勇伝を話してきます。
僕はこのタイプの上司にあたったことがあるんですが、
(人としては悪くないんだけど、仕事だとな…、、)
というケースが多いです。
常にターゲットを決めるタイプ
これもなかなかに多いタイプです。
チームで仕事をしてるときに、必ずその中の一人をターゲットにパワハラをするタイプです。
「一番気に喰わないやつを虐めてやる」という心理と、
「オレがこのダメなやつを鍛え直してやる」という曲がった正義感のどちらかで、部下に過干渉してきます。
後者は、以前このブログでも取り上げた正義感から批判をする人の心理とも近く、手に負えないところがありますね。
こういうときにターゲットとなるのは立場の弱い人が多いので、結果、辞めてしまったり、病んだりしてしまうケースが多いです。
以前、僕と同じチームの後輩がターゲットとなり、無断欠勤騒動に発展したことがあります。
人を信頼しないタイプ
これは前の2つとはちょっと違うタイプ。
人を信頼してないばかりに、部下を見限るのが早く、見限った部下を無視したり、仕事を与えなかったりするタイプです。
一見、叱責したりしないので、部下がパワハラされていると気づきづらいのが特徴です。
こういう上司は自分のことを仕事ができると思っているので、プライドが高いのも特徴ですね。ハッキリ言って、僕は一番苦手なタイプです。
自分勝手なタイプ
言い換えるとワガママな上司です。
周りの意見を聞かず、自分のやりたいことを押し通すため、ブルドーザーや、特攻隊長と呼ばれたりもします。
どんなに正論を並べても、その上司のやりたいことと違うのなら、理屈を曲げて理不尽な要求をしてきます。
このタイプの上司は、会話が噛み合わなかったり、こっちの言いたいことがまったく通じなかったりするのも特徴ですね。
ハラスメントは複合する
他にもいろいろなタイプのパワハラ上司がいると思います。
そんなパワハラ上司に共通しているのは、アルハラ(アルコール)、モラハラ(モラル)など、ハラスメントを複合させてくるということ。
簡単にいうと仕事以外のシーンでもめんどくさいやつが多いんです。
パワハラ上司への対策
そんなパワハラ上司とどう向き合えばいいのか…、その対策についてまとめていきたいと思います。
まわりに相談する
まずは、すぐできる対策として、同じチームの仲間に相談するというのがいいでしょう。
パワハラ上司の場合、同じチーム内の仲間も、その人に手を焼いているケースがほとんどだからです。
一緒に手を組んで、撃退してくれたり、守ってくれるかもしれません。
まわりに相談できる人がいない場合、会社のパワハラ窓口に相談する方法もあります。
実は、法改正で、2020年6月以降、大企業はハラスメント相談窓口の設置が法律上の義務になりました。
※中小企業は2022年4月以降、窓口の設置が義務化。
社会的にもパワハラ被害を撲滅しようと、後押ししてくれてます!
言い返してみる
あまり理論的でなく、自分の地位を利用してネチネチ言ってくる相手には、言い返してやるのも一つの対策です。
僕の経験ではあるんですが、パワハラをする人は、そのオフェンス力の代わりに、ディフェンスが脆い人が多いです。
実際、僕もパワハラされそうになったとき、その矛盾点を徹底的に突いたら、そこから何も言われなくなった経験があります。
言われっぱなしの人には言いやすいもの。ときには言い返してみるのも、一つのやり方でしょう。
記録を残しておくことは大事
何を言われ、何をされたのか、記録を残しておくことはオススメです。
長々と残しておく必要はなく、手帳に箇条書きとかでも大丈夫です。
これは、訴訟対策とかそんな大それたことではなくて、あとで冷静に振り返れるようにしておくためにも必要です。
攻撃されているときは冷静な判断が難しいのですが、文字にして振り返ると、客観的に上司がやばいやつだと振り返ることができるんです。
その客観的な振り返りが、自分が間違ってるわけではないという、冷静さを保たせてくれる気づきになります。
それに、いざ出るとこ出るぞ、となれば、その記録が動かぬ証拠になりますから。
今は、録音していることが相手にバレない、ペン型の録音機器も登場していますので、ホントに困ってる人は活用してみてください。
思い切って転職してみる
そこまで今の仕事に思い入れがないのであれば、転職も一つの対策です。
生産年齢人口の減少が続く日本は、有効求人倍率1.60倍(2019年)の超売り手市場。
仕事は他にいくらでもあるんです。
パワハラ上司が怖すぎて言い出せないなら、退職代行サービスを使ってみるのも精神的負担がなくてよいでしょう。
一つの組織にしがみつくだけが人生じゃないです、あなたの才能を発揮できる新天地に移るのは逃げではありませんよ。
まとめ
僕も数人のパワハラ上司にあたったことがあり、そのツラさはわかります。
一人で悩みすぎず、ときには逃げ出してもいいんです。
一つ言えることは、そんなパワハラ上司のために、疲弊する必要はないということ。
まわりの助けを求めながら、楽しく生きていきましょう!
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