「結婚できない男」の続編が始まるようですが、シーズン3があるなら立候補したい、33歳の独身男、どうも、ぴじょんです
連載10周年を迎え、円熟期に入っている大人気漫画、進撃の巨人。
今回は、現在開催されている「進撃の巨人展」を観に行ってきたので、感想レポートを書いてみようと思います。
進撃の巨人展とは
大人気漫画としての地位を築いている進撃の巨人。
「どんな漫画なの!?」という説明については、今回は割愛させていただきます。
2014年に東京・上野の森美術館で第一回目が開催され、25万人以上が訪れる大成功をおさめました。
今回、5年ぶりに「進撃の巨人展 FINAL」として開催が決定し、7/5〜9/8の2か月間、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで10年分の原画が展示されています。
※東京会場終了後は、大阪のひらかたパークに会場を移して、12/1まで開催予定です。
いざ六本木ヒルズへ!といきたいところが…
3連休の中日である8/11(山の日)に参戦したのですが…
なんと、お昼時に行ったら80分待ちの大行列!
おそるべし、進撃の巨人…。
高校球児ではないため、さすがに35度を超す炎天下で待ってたら救急車待った無しだなー。
と思い、夕方に空くことを期待していったん六本木のカラ館へ移動します。
進撃の巨人はまったく関係ないですが、昼のカラ館@六本木、4時間くらいいてドリンク込み1人1,500円は安すぎでしょう。
夜はその5倍くらい取るくせに、昼と夜は別の遊戯ですね。
さて、気を取り直して、18時前に再トライ!
すると、なんと待ち時間が5分になってるじゃないですか。
同時開催の「塩田千春展」が30分待ちから50分待ちに延びていたので、この間、両者にいったい何があったのか気になりましたが、スイスイ進み、チケットを購入。
会場である六本木ヒルズの52Fにたどり着いた後もスイスイ進む。
まだサンプルが8/11しかないですが、この展覧会、行くなら夕方です(笑)
10人1組で入場していくスタイルのようで、他のお客さんとグループをつくり、入場を待ちます。
いざ入場、そして選択
いざ入場すると、最初に数分のオープニングムービーを観ます。
ムービー終了後、モニターの両サイドから係員が出てきて、
「壁の中で生きる方は右側を」
「壁の外で生きる方は左側を」
と、どちらの生活をするか、選択を迫られます。
一緒に観に行った友達と僕は、調査兵団ラブだったので、迷わず壁外を選択。
壁外に展示されていたのは、ライナー達のマーレでの生活を中心とした原画。
ということは、壁内を選択していれば、エレン達のパラディ島での生活を中心とした壁画だったのでしょう。
10数枚の原画を堪能した後、壁内組と合流。
壁内組と合流後は、お互いの存亡をかけたバトルの原画をみていくことになるのですが、その入口に描かれている画がこちら。
これは、壁内を選択した人と、壁外を選択した人では、見え方がまるで違うんだろうなー。
大迫力のムービー!
さらに先に進んでいくと、この展覧会の最大の目玉、ジオラマの中の巨大スクリーンでの前後半5分ずつのムービーが流れます。
ムービーの前半はエレン対ライナー、 後半はタイバー家の演説からのバトルのシーンを完全再現。
大迫力で、インスタ映え待ったなしです!
また、ジオラマには兵士のゴーグルだったり、アニの指輪などのアイテムも散りばめられていて、それを探す楽しみもあります。
FINALの名に恥じない展覧会
ムービー後も原画は続いていくのですが、「FINAL」と銘打ってるだけあって、物語後半の原画が大半!
一番驚いたのは、観に行った2日前に発売された最新刊(29巻)の原画が掲載されていたことです。
僕はちゃんと読んでたからいいんですけど、まだ買ってない人からしたら、
「え、これリヴァイ?死ぬの?」
ってなっちゃいます。
マーレに奇襲をしかけた原画もあったんですが、アニメ派の人からしたら、
「え、この衣装何?」
ってなっちゃいます。
正直、全部読んでいない人は置いてけぼりになっちゃうだろう…。
という意見もあると思いますが、そういう意見を受けようとも、
物語のフィナーレに向かって突き進んでいくんだ!
という推進力をひしひしと感じました。
そして、この展覧会の最後に、作者が現時点で構想している最終回を音声で表現するという、アバンギャルドな企画があります。
ここだけは、録音も撮影もNG。
でも正直、NGにする必要がないくらい、何にもわかりません…笑
最後の方にアルミンと思われる人物の
「エレン!」
という声が聞こえるので、アルミンが鍵を握ってる…のか?というくらいです。
そして、その音声部屋を抜けるとネームが壁一面に貼ってある部屋になり、展覧会はこの部屋がラストです。
漫画のネームってこんな感じなんだー。
と感心しながら、出口に向かうと作者のネームのコピーをもらえて、進撃の巨人展は終了です。
進撃の巨人展の感想は?
はっきり言って、行く前はあんまり期待してなかったけど、大満足!
2,000円の入場料を払う価値はあったと思います。
東京では9月までやってるので、ぜひおすすめなんですが、行くうえでの注意点は、
● まずは発売されている単行本は全巻読んでから
● 混んでいたら時間を置くことも大事
● 10分間ムービーは鑑賞必須
の三点でしょうか。
展覧会の最後には物販もあるので、進撃の巨人ファンの方にはこちらもおすすめです。
最終回が近づいているという進撃の巨人。
最終回を120%楽しむためにも、この展覧会でモチベーションをあげていきましょう!
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