明るく振舞っているけれど実は内向的な、34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回はいつものようなエンタメ紹介ではなく、自分が今考えていることをツラツラと書こうと思います。
この緊急事態が一区切りしそうな今、この経験を通して、自分の心境の変化など、文章に残しておきたいと思い、それを表現できるのはこのブログしかなかったので、お付き合いいただければと思います。
新型コロナウイルス騒動前
僕は、特にやりたいこともなく、なんとなく入った会社でなんとなく働く、どこにでもいる男です。
働いているのも、
「資料は紙に印刷してナンボ」
「上に確認しないと」
「テレワーク?何それ?食べられるの?」
「対面じゃないと失礼だろ」
という、超オールドスタイルの会社。
そんな状態なので、自分の会社の基準で仕事をして、「やべー、オレ仕事できる」とか自画自賛しちゃうような、そんなしょうもない野郎です。
居酒屋で飲むときも、
「あいつマジで使えねえ」とか、
「あいつ社内恋愛してるらしい」とか、
生産性のない話に終始する野郎です。
自分を磨くこともないので、冷静に考えると、自分がいなくなっても日本どころか、今の会社に与える影響も軽微なんだろうな、と。
でも、そんなことうっすらと思いながら、何もしない野郎です。
新型コロナウイルス騒動のはじまり
今年に入ったくらいから、「新型コロナウイルスが武漢で流行」といったニュースが飛び込んできました。
このニュースを初めて聞いたときは、遠い異国のお話で、4月に日本がこんな状況になっているなんて予想もできませんでしたね。
年度末に向けて、歓送迎会楽しみだなー、というお気楽ボーイ。
2月には旅行も行くし、普段マスクを着けてもおらず、3月に入って欧米がロックダウンし始めて先輩が、
「東京も間もなくだ…」
とか言ってたときも、
(そんなわけねーじゃん、映画の観過ぎだよ)
くらいにしか思ってませんでした。
なんと先の見えていないことか…。
緊急事態宣言の発令
そんなお気楽ボーイの考えとは違い、緊急事態宣言は発令されました。
古い会社である僕の勤務先も、政府の要請にあわせて出勤体制の縮小、テレワークの導入を開始するくらい、時代は大きく動いていました。
ここで一つ反省したいことがあります。
元々、テレワーク反対派だった僕の勤務先は、当然ながらテレワークのインフラ整備も不十分でした。
出勤したときと同じようなシステムが家では使えず、業務が制限される…。
その現状に、
「使えねえシステムだ」と、
文句ばっかり言っていたこと、これを反省したいんです。
新型コロナが感染拡大してから、昼夜問わず働いて、急ごしらえでもテレワーク体制を準備してくれたシステム部門。
自分なんて、何もやっていなかったくせに…。感謝してこそ、文句ばっかり言うのは最悪だったなと、反省です。
自粛要請期間
緊急事態宣言の発令後も患者数は減ることはなく、いつこの事態が収束するのか分からない状況に。
この頃になるとお気楽ボーイの僕にもさすがに変化が出てきます。
まず、仕事面の変化。
テレワークを進めていく中で、冷静に仕事を見れるようになり、今までの業務になんと無駄のあったことか、ということに気づき出します。
たとえば、
今まで対面で1時間くらいかけて調整していた事項が、メール1本、5分くらいで済んだり、
役員の会議が中止になり、大名行列のようにその会議に随行する人が不要になったり。
この表現が適切かは分かりませんが、新型コロナウイルスの影響で唯一よかった点は、こういう無駄が炙り出され、各社でテレワークが推進されたことではないですかね。
次に、自分の考えにも変化が。
飲み会もないし、誰とも会えないので、夜は有り余る時間があり、考えることが増えます。
僕が一番考えたことは、自分の仕事について。
「なんで今の会社に入ったんだっけ?」とか、
「この仕事してて楽しいか?」とか、
「お金を得るため、以外に働く目的はあるか?」とか。
まず、今の会社に入った理由を思い出すにあたって、自分が就活のとき何を考えてたかなー、というのを思い出してみました。
「自分の好きなことを嫌いになりたくないから、興味のないことを仕事にしよう。」
という、よく分からないポリシーで就職先を探していたことを思い出しました。
自分の好きなこともロクになかったくせに…。
今考えてみると、年間230日、65歳まで働くと仮定すると、残業まったくしなかったとしても、約80,000時間もの時間をささげることになります。
そんな人生の一部ともいえる仕事が、好きなものでなかったら…自分の人生を100%楽しんでないな、と今では思えます。
では次に、
「この仕事が楽しいか?」
「お金を得る以外に仕事をすることに目的があるか?」
というところ。
働き始めた当初は、できなかったことができるようになったり、仕事を任されたりして、楽しかったと思います。
でも、それはこの仕事が好きで楽しかったわけではなく、ゲームをクリアしていく感覚に近かったのかなと。
ゲームもある程度やってると飽きてくるのと同じで、ある程度仕事ができるようになると、会社の事業内容に共感せず入社した自分は飽きてくる。
必然的に、生活のために働いている現在…。
それが改めて考えてみての結論でした。
そして今後について
自分がすぐに動き出す人間ではないことはよく分かってます。
が、このまま何も変えずに働き続けていることは、この自分と向き合った期間を無駄にしているようで、勿体ないなぁ。
今の仕事は続けるにしても、まずは、夢中になれることを見つけたいと思います。
そして、その夢中になれることを第一に考えられる生活にシフトしていくことを目標に生きていきたいと思います。
それがこのブログかもしれませんしね。
それにしても、節目に自分の考えをまとめてアウトプットするのはいいかもしれない。
ブログなら、時間が経過しても、辿りやすいですし。
数年後の自分がこの記事をみてどう感じるのか、楽しみですし、そのときの自分に呆れられないように生きていきたいと思います。
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