休日の暇つぶしのお供ブログ

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サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみとは?【本】

夏にマスクをつけるという拷問に耐えられそうにない、34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。

ついにこの記事で100記事目に到達。

いつも読んでいただきありがとうございます!

 

さて、夜間休日はやることがないので、読書が進みますね。

大学時代は文学部だったので、昔は村上春樹百田尚樹石田衣良あたりの小説をよく読んでいました。

最近は、ビジネス書をメインに読んでいて、今回はその中の一冊「サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみ」をご紹介します。

 

 

サイバーエージェントの事業内容ってよくわからなかった

この本を読む前は、

奥菜恵の元旦那の藤田さんが社長をしてて、

ABEMA TVを運営してる、

くらいがサイバーエージェントのイメージ。

 

ちょっと前だと、社員の方々が恋するフォーチュンクッキーを踊ってたりしてましたね。

 

そんな薄い知識なので、インターネットにまつわる事業をしている以外、どんな会社かはまっまく分かっていませんでした。

そんな中、たまたま本屋で手に取ったのが、

サイバーエージェント 突き抜けたリーダーが育つしくみ

という本。

 

今思うと、なぜ本屋でこれを選んだのか分からないくらい、適当に選んだ一冊。

予備知識ゼロの状態で読み始めたのですが、読み終わる頃には、もはやサイバーエージェントで働きたくなってます…。

何がそんなに僕の心を惹きつけたのか?

 

社員へのインタビューをもとにしたサイバーエージェントの社員育成の解説本

本の構成は、ライターが社員にインタビュー取材をして、その人たちの経歴を聞いていくもの。

その中で、サイバーエージェントの制度や社風を紹介し、育成の秘訣に迫っていくといきます。

 

まず驚いたのが、第一章で、29歳で取締役になった社員や、24歳で子会社の社長に就任した社員が登場することです。

本書の登場人物の大半が僕よりも年下なんですが、大半が取締役だったり、執行役員だったり、子会社社長だったり、経営層ばかり。

 

インターネット事業の会社とはいえ、創業から20年以上経ち、社員数5000人を超える東証一部上場企業であるサイバーエージェント

だいたいの大きな日本企業は、実力主義を謳っていたとしても、20代が取締役になることはないし、入社数年で子会社の社長をすることもありません。

なぜこんな大抜擢がたびたび行われるのでしょうか?

 

大抜擢を可能にする社風

サイバーエージェント人事、人材育成を最重要するという社風であることが、大抜擢を可能にしています。

 

サイバーエージェントには、「役職が人を育てる。役職で人は成長する。」という育成哲学があります。

これは、『社長になる人に育てる』のではなく、『社長にすればその人は社長に育つ』というものです。

なので、見込みのある人は、まずそのポジションに引き上げてしまうことで、自然とそのポジションに相応しい能力を発揮するようになるという哲学が浸透しているんです。

 

「それでは他の社員との間に軋轢を生むのでは?」

という心配もあるでしょう。

 

そこで重要になってくるのが、大抜擢をされる人のことを悪く言う人がいない、つまりいい奴を大抜擢するということです。

元々、頑張ってる社員を応援しようという空気の会社。

大抜擢する人がいい奴だったら、そいつをみんなが応援したくなっちゃうような社風なんですね。

逆に妬む奴がダサい、みたいな空気になっちゃうんです。

 

でも、これを実現するための人の見極めはどのように行っているのでしょうか?

 

キャリアエージェントチームとGEPPO

5000人規模の大所帯から人を見極めて適材適所を行うのは、キャリアエージェントチームです。

このチームは人材把握がメイン業務の一つで、経営層が求める事業にその人材をマッチさせていく、まさに社内ヘッドハンティング部隊なんです。

 

そして、その人材把握を円滑に行うツールがGEPPO(ゲッポウ)です。

簡単に説明すると、GEPPOは月一回の社内アンケートで、個人のパフォーマンスやチームのパフォーマンスを確認していて、この情報はストックされていきます。

 

ヘッドハンティングを専門に行うチームが、GEPPOという人材把握ツールを使う、まさに鬼に金棒。

 

さらに、ヘッドハンティングをされた部署も、社内の文化として異動していった社員を応援する文化。

好循環しか生まれませんね。

 

本書には魅力的な社員が数多く登場

この本に記載されている情報を一部まとめて、サイバーエージェントの特徴をお伝えしましたが、いかがだったでしょう?魅力的な会社ですよね。

 

この本では、2019年卒の新人女性社長や、日本で一番ベトナムのネット産業に詳しい社員など、魅力的な社員が数多く登場します。

もし、ちょっとでも興味を持っていただけたら、ぜひ読んでみてください。

 

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