34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。
今回は、夏の風物詩である「スイカは野菜と果物のどっちなのか?」についてまとめてみました。
この記事では、
● 野菜と果物のちがい
● スイカは果実的野菜
ということが分かります。
スイカは甘いのに野菜だと習った記憶はあるけれど…
この世には納得できないものってありますよね。
などなど。
その納得できない二択の最たる例が、スイカは果物でなく野菜である、だと僕は思っています。
今回は、週5日は食べるほどのスイカ好きの僕が、ホントにスイカは野菜なのか!?丸裸にしていきたいと思います。
野菜と果物の定義とは
そもそも「野菜」と「果物」の違いってなんでしょう。
「野菜」と「果物」は、次のような分類が一般的とされています。
「野菜」は田畑で作られる草本類で、加工を前提としていないものをいいます。
一方で、「果実」は果樹に実る木本類で、数年にわたり収穫可能なものをいいます。
なるほど、ではスイカが畑で作られるか木になるかみてみましょう。
エヴァンゲリオンの加持さんを思い出してみましょう。
最強の使徒ゼルエルが攻めてくる緊急事態において、スイカに水を与えている加持さん。
加持さんは、目の前の敵から逃げるシンジ君に、
「おれはここで水を撒く事しか出来ない。」
「だが君には、君しか出来ない、君になら出来る事があるはずだ。」
「自分で考え、自分で決めろ...自分が今、何をすべきなのか。ま、後悔のないようにな」
と、背中を押す一言。
加持さんの名場面トップ3に入りますよね…。
っていうのは本題ではなく、そう、加持さんが水を与えていたのは畑です。
つまり、スイカは分類でいうと野菜なんですね。
って、この分類でいくと、お見舞いの定番であるメロンもビニールハウスの畑の中で育てられるのでメロンになっちゃいますね。
この分類だけでスイカを野菜と決めつけていいんでしょうか?
食品的には果物
この分類以外に思い出して欲しいのが、スーパーで、スイカはどこに陳列されているか?ということです。
こういったカットスイカが、カットパインなどと一緒に並んでるのを見たことないですか?
そう、果物と一緒に陳列されてるんですよ。
スイカやメロンがゴボウやニンジンと一緒に並んでるのを見たことありますか?
文部科学省が公表している、日常的な食品の成分に関するデータ「日本食品標準成分表」でも、スイカは果物に分類されています。
つまり、食品的には、草本類とか木本類ではなく、消費者目線で分類されているんですね。
パイナップルも草本類の食べ物なんですが、同表では果物に分類されています。
正解は果実的野菜
ここまで書いてきて、
「じゃあどっちやねん!?」
僕自身もツッコミたくなりました。
このモヤモヤをどこにぶつけたらいいのか…。
その答えは、農林水産省が持っていました。
農林水産省曰く、スイカは「果実的野菜」という分類とのことで、スイカは野菜か果物か問題に一石を投じています。
分類上は野菜なんだけど、でもみんな果実として扱ってるよね?じゃあ果実的な野菜じゃん!という、多様性の時代に素晴らしいアンサーです。
なんか、白黒つけようとしていた自分が恥ずかしくなりました。
まとめ
なんか答えになってるような、なってないような結果でしたが、何にでも白黒つけるのがいいわけじゃないですよね。
もし友達に
「スイカは野菜だから」
と頑な人がいれば…
「白黒つけたがるなよ、スイカは果実的野菜なんだから」
と言ってあげましょう。
もう、野菜と果物も、そういう時代です。
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