休日の暇つぶしのお供ブログ

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33歳の独身男が仮想通貨で儲けようとした話【アンチエイジング】

夏にホットの紅茶を飲んでいる女性は可憐にみえる、33歳の独身男、どうも、ぴじょんです。

今回は、僕が数年前にブームとなった「仮想通貨」に手を出したときのお話をしたいと思います。

  

 

とにかくお金がないという事実

2017年の4月、僕は31歳のときに転勤していた北海道から東京に帰ってきました。

そして、ふと気づいてしまいます。

とにかくお金がないということに。 

なんでこんなにお金がないんだろうと振り返ってみると、

 就職後、東京で一人暮らし(会社からの補助はない)

 転勤前、無駄に都内で2回の引っ越し(もちろん補助はない)

 20代の頃合コンはだいたい全おごりという謎の見栄(増加する出費、残せない成果)

 転勤先で車を購入、帰ってくるときにその車を無償譲渡(謎の気前のよさ)

etc.

こうやって書いてみると、逆によく借金がないな、というくらいの浪費癖。

北海道転勤時は、あまりお金を使う機会もなかったので、少し貯金はできたけれど、それでも数百万円。

 

老後に何千万も必要と言われている時代なのに。

30代にしては貯金が圧倒的に少ない…。どうしよ…。

そんなときに僕の目に飛び込んできたワードが、あのビットコインでした。

 

2017年に爆発的に流行したビットコインブロックチェーン

ちょうど僕が北海道から帰ってきて、自分の生活を見つめ直している時期だったので、ビットコインについても調べてみることに。

※このときのビットコインの価格は20万くらいでした。

 

ブロックチェーン」という言葉と、「ビットコイン」という言葉、それぞれ聞いたことはあったけれど、ブロックチェーンは最先端技術で、ビットコインはゲームのお金かなんかで、別々のものだと思っていました。

しかし、調べてみると、ブロックチェーン技術をもとに成り立っているのがビットコインだと知ります。

これこそが仮想通貨の一丁目一番地、仮想通貨界のABCだと思います。

 

「なるほど、ビットコインは仮想通貨やら暗号通貨とも言われていて、種類も1つじゃないのか…。」

いろんな通貨があって、それぞれ特徴があるんだなー、とぼんやりと理解した気になっていた時期でした。

※このときのビットコインの価格は30万くらい  

 

さぁ購入だ

夏が近づいてくる頃、先輩とお昼を食べているときに投資の話になり、

「今のビットコインの雰囲気って、FXが流行りだしたときの雰囲気に似てる。FXも最初は怪しい怪しいと言われてたけど、そのときに投資した人は爆発的に儲かってた。」

という何気ない話を聞きました。

 

そのときは

「ふーん」

くらいにしか思いませんでしたが、その言葉がだんだんと自分の頭の中で大きくなっていくことを感じていきます。

そしていつしか、

「あれ?これって人生逆転チャンスなんでは?そうに違いない!」

と勝手に思い込むようになります。

 

そして、脊髄反射的に数十万円分の仮想通貨を購入していたのです。

※このときのビットコインの価格は40万くらい

 

上がる!とめどなく上がる!

夏頃に購入した仮想通貨。

購入した直後に中国で規制が入り、値をガクッと下げましたが、それ以降は上がる上がる!

極端な話、朝の総資産額が夕方には1.5倍になっているなんてのはザラで、すごいときには倍になったりもします。 

 

本格的に投資をしたことのなかった僕は、

「投資って簡単じゃん、楽勝」

と、ガンガン買い増しをしていました。

 

朝起きて価格を確認し、昼休み価格を確認し、トイレに行っては価格を確認し、夜もずっとスマホを見ている。もう仮想通貨の虜

 

こんな生活が1ヶ月は続いたでしょうか。

まわりの人にも、

「めっちゃ儲かりますわー」

と言いまくってました。もう、リアルたむけんです。

※このとき、ビットコインの価格は150万くらいになっていました。

 

ピーク到達からの絶望

そして2017年の年末。

なんとビットコインの価格が200万円を突破します。

もうこの時点では、

「あぁ会社辞めれるかも。」

とか、

「これが1億になったら家を買って、車も買って、うふふふふ。」

と頭の中がお花畑状態になっていました。

まさに仮想通貨ハイ

 

そして年明け、ついにあの事件が起こります。

世間を賑わせたCoincheck ネム流出事件

580億円相当のネムがハッキングされて、しばらくの間、仮想通貨が出金できないという事件です。

 

あまり語られていませんが、ネムは2017年の1月頃は0.4円くらい、そして流出がある直前は200円台だったので、1年間で約500倍近い値上がりをした期待の通貨でした。 

なので、僕も結構な数量を保有していたのですが、この事件…。

 

事件後、Coincheckに預けていた通貨は、しばらくの間、売ることも買うこともできず、垂直落下式ブレーンバスターのように落ちていく価格をただ眺める毎日。

 

消えていく家や車の夢。

増えていく不安と焦り。

そして、たむけんよろしく、周りの人にすすめていた結果、Coincheckのハッキング被害にあってしまった知り合い達。

ホント申し訳ない…。

2018年の年明けは、心ここにあらずな状態で過ぎていきました。

 

そして今

 

あんな被害にあいながらも、僕はまだ仮想通貨取引を続けています。

それは比較的安い時期に多くのコインを買っていたため損失もそこまでではなかったことと、やはりブロックチェーン技術は画期的な技術で、仮想通貨自体もまだまだこれからだと思っているからです。

 

でも今後も取引を続けていくうえで、遵守しなければと誓っていることが2つあります。それは、

 他人にむやみやたらにすすめない

 根拠のない投資はしない

ということです。

 

痛い目にはあいましたが、仮想通貨に触れてるときは、毎日刺激的な気持ちになれました。 

刺激は若さに必要な事項。

失敗を糧にして今後も財を築いていきたいと思います。

仮想通貨を始めようかなと思っている方、日々の価格変動に一喜一憂することも多いかと思いますが、長期的な視点をもって、熱くならずに一緒に楽しみましょう!

 

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