休日の暇つぶしのお供ブログ

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上司の言動をもとに人の認知の歪みについて考えてみた話【雑記】

34歳の独身男、どうも、ぴじょんです。

 

今回は、身近な人物の「認知の歪み」を体験したので、そこから認知の歪みについて調べてみた話をします。

 

 

ある日認知の歪みという事象に遭遇!

このブログにもたびたび登場する、僕の会社のちょっと(かなり!?)困った上司。

www.pigeon-himatsubushi.com

 

「●●は、仕事できない、くそだ。うちの組織の人間は仕事ができない。」(批判

 

「その点オレは仕事できすぎて、取引先にも恐れられてる。引き抜きたがってる。」(自慢

 

会話の99%が、批判と自慢なしょうもないヤツ。

www.pigeon-himatsubushi.com

 

からしたら、じゃあ、どうぞうちの会社辞めて、他の会社で活躍してくださいって感じなんですが…。

 

この上司、当然そんな考えなので社内でも浮いていて、被害者も多く、かなりめんどくさいヤツ扱い。

 

ある日、突然同僚から、

「ぴじょんは、上司に心酔してて、心から尊敬してるってマジ!?」

と言われます。

 

そんな馬鹿なことあるかい!と返すと、

「上司が周りの人に、『オレはぴじょんに心酔されてて、すげーヤツって言われてる』って言いふらしてるらしいよ。」

だそうで。

 

え、どういうこと?

心酔ってするものであって、されるものじゃないよね笑

 

ってか、そんなこと言うわけねえじゃん、と同僚との会話は終了したのですが…。

 

突然巡り合ってしまった認知の歪み of 歪み。

今まで感じたことのない感情がカラダを駆け巡りました。

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そもそも認知の歪みって?

「完璧主義で、物事は常に100点か0点」

「最近の若いモンは…」

 

など、人が何かを考えるとき、無意識のうちにその物事を決めつけることってありますよね。

 

これこそが「認知の歪み」です。

 

STUDY HACKERというサイトによると、認知の歪みには13個の類型があるようです。

 

1.【二分割思考】白か黒かをはっきりと分ける (例)「敵か味方か」「善か悪か」のような極端な判断を下す

2.【完璧主義思考】「100点でなければ0点と同じ」と考える (例)自分の要望をすべて通そうとし、ひとつの妥協も許さない

3.【過度の一般化】ひとつの事象を見て、それを一般的なものと見てしまう (例)数人の若者を見て「最近の若者は◯◯だ」と一般化する

4.【選択的抽出】ある一面だけに注意を注いで、その他の側面を無視してしまう (例)いつも賛成してくれる人が一度反対しただけで、敵とみなす

5.【肯定的な側面の否定】いい面があっても「たいしたことはない」と否定する (例)嫌いな人のいい面は目に入らず、悪い面しか見えなくなってしまう

6.【読心】根拠がないのに、相手の気持ちを決めつけて勝手な解釈をする (例)「上司は私を嫌っている」と勝手に思い込む

7.【占い】「予測」をあたかも「事実」であるようにとらえる (例)「どうせうまくいかない」と予想して決めてしまう

8.破局視】あるひとつの出来事で、破局的な見方をしてしまう (例)内定が出なかっただけで、この世の終わりのように考える

9.【縮小視】肯定的な特徴や経験を「取るに足りないもの」ととらえる (例)TOEIC900点を保有していることに対して「こんなの誰でも取れる」と考える

10.【情緒的理由付け】感情的なことが現実の見方を変えてしまう (例)気分がいいときは「何をやってもうまくいく」と考え、気分が悪いときは「何をやってもダメだ」と考える

11.【「すべき」という言い方】「~すべきである」という言い方が動機や行動を支配している (例)「管理職たるもの、少々の熱では休むべきではない」と考える

12.【レッテル貼り】わかりやすいラベルをつけてイメージを固定化する (例)大企業勤務者を「勝ち組」、そうでない人を「負け組」と決めつける

13.【自己関連づけ】物事は複数の要因が関連しているのに、自分こそが最大もしくは唯一の原因であると考える (例)自分とまったく関係ないことに対して「私がいけなかったんだ」と考える

 

※STUDY HACKERから引用

 

困った上司の思考を当てはめてみよう

では、僕の会社の困った上司は、どれだけ認知が歪んでいるのか判定してみます。

 

二分割思考

仕事できないやつは黒、仕事できるオレは白。

 

これは完全に当てはまってます。

たしかに、グレーでは許されない感じあります。

 

完璧主義思考

プレゼン資料で、99%あっていても、誤字脱字が一文字でもあれば、

「この資料、何言いたいかわかんない。お前はダメだ。オレはすごいけど」

と、言ってきます。

 

普通なら「ここだけ『を』になってるから、『の』にしといて。」で済むのに。

 

これはもう、完璧主義思考でしょう。


過度の一般化

ちょっと言葉が足りてない他部門の人からのメールを見て、

「このメールなんだよ。うちの会社の人間は仕事ができない。オレは次元が違う」

と言ってしまう。

 

これはもう、過度の一般化と言わずして、なんなのか。


肯定的な側面の否定

ある飲み会での話。

 

上司「お前、最初の上司誰だ?」

僕「●●さんです。相談しやすくて、すごいいい人でしたよ」

上司「いい人なの?仕事はクソだぜ、その点オレは…以下略。」

 

肯定的な側面、完全に否定してますね。


読心

これが今回の最大のポイント!

 

根拠がないのに、相手の気持ちを決めつけて勝手な解釈をする、読心。

 

「オレはぴじょんに心酔されてて、すげーヤツって言われてる」

もう、僕はこんなこと言うはずないのに、ここまで言い切れるって、読心しすぎでしょ。

 

すげーヤツではなく、やべーヤツだと思ってますが。

 

13個中8個に当てはまる

他にも「縮小視」、「レッテル貼り」にも当てはまる言動があり、13個中8個の認知の歪みに該当すると思われます。

 

僕は認知の歪み8冠王と働いているのか…と思うと、うんざりする気持ちと一緒に、心配になるレベルですよね。

 

幼少期に何かトラウマがあったのではないか…とか。

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自分にも当てはまる部分あるので、人の振り見て我が振り直します

まぁ、今回のように勝手に上司を評価してる僕にも、レッテル貼りの認知の歪みがありますね。

 

それだけでなく、大なり小なり、13項目の中に当てはまりそうなものがあります。

 

人の振り見て、我が振り直せとはよくいったもので、僕も上司を反面教師に態度を改めたいと思います。

 

 

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